トリセツの標準化の普及と認定を行うNPOです。

設立趣旨書

1、趣旨

 現在、私たちが住む日本では便利な商品が次々と販売され、私たちはたくさんの商品に囲まれて生活しています。

 どんな商品も本来は安全でなくてはなりません。誰もがそれを望んでいますが、時には使用する側のちょっとした使用ミスや知識不足が原因で、思わぬ商品事 故を起こすことがあります。昔は騒がれなかった商品欠陥事故(PL事故)もマスコミで度々取り上げられるようになりました。

 さらに昨今のITの急速な進化で、特殊な技術やスキルを必要とした輸入や販売、それに製造に関わる様々な蓄積ノウハウを全く持たない会社や個人が、独立 や転業にて安易に市場に商品を提供しています。これらの事業者はPL法施行当初の業界などの対応策の知識を得ることもなく、ほとんど無防備の状態です。一 方、消費者も特にインターネットショッピングやフリーマーケットなどで、製造者・輸入事業者・販売者の素性を確認することもなく現在流通を行っています。もし商品事 故 が起こった場合、被害者への損害賠償責任はどこにかかるのか、誰もがほとんどわからないままであるのが現状です。

 私たちは、「事故は予防が最も基本であり、企業は当然のことながら、消費者も正しい商品の安全性についての知識を事前に身に付けておくことが重要であ る」と考えています。万一、予防策を講じたが不可抗力で発生した事故についても、両者が「事故発生後の対応方法を事前に知っておくこと」で、事故の被害を 最小限に食い止めることができのではないかと考えます。ただ、残念ながら平成7年のPL法施行当初のみ一部業界団体で積極的に行われたPL対策についての 勉強は、現在では勉強をする機会もほとんどなく、消費者に至ってはその法律の存在すら知らないという状況です。

 そこで、私たちは、広く一般市民、消費者を対象に、様々な事故、特に商品欠陥事故(PL事故)に対しての事故予防策、及び事故発生後対策についての正し い知識習得の教育、指導などの事業を行い、一般市民、消費者の安全に対する関心、及び知識の向上に寄与することを目的とした勉強の場を設けることにより、 一つでも多くの様々な事故を減らすことを目的に、特定非営利活動法人日本テクニカルデザイナーズ協会を設立することにしました。

2、設立の認証申請に至るまでの経過

 私たちは「商品についている取扱説明書を、読む側の消費者の観点から作成し、もっと読みやすくわかりやすい取扱説明書に変えていこう」という趣旨の元、 「私たちが日本の取説を変えます」をスローガンに、平成14年4月から広く一般市民、消費者を対象に、様々な事故、特に商品欠陥事故(PL事故)に対して の事故予防策、及び事故発生後対策についての正しい知識習得の教育、指導をはじめました。また同時に「商品欠陥事故の予防を喚起する、見やすくわかりやす い取扱説明書を制作できる専門の技術者=テクニカルデザイナー」の養成を全国で開始しました。

 この取り組みを行う中、PL法施行後10年目の節目である平成17年7月1日には、全国6ヶ所で一斉に「PLセミナー・勉強会」を開催し、その様子をweb上で開示できるまでになりました。

 これらの活動を行うにあたり、「事故予防、特に商品欠陥事故の予防には、商品を製造・販売する側だけに事故予防の教育をするのではなく、消費者側からの 教育も同時に行うことが必要不可欠であり、この両面からの教育指導を行って、はじめて本当の意味の事故予防策が行える」ということを強く認識するに至りま した。

 この趣旨に賛同する者で特定非営利活動法人日本テクニカルデザイナーズ協会を設立するため、平成17年3月から設立に向けて討論を重ね、平成17年11月5日に設立総会を開催し、全会一致をもって認証申請を行うことを決議しました。

平成17年11月5日
特定非営利活動法人 日本テクニカルデザイナーズ協会
設立代表者
住所又は居所 東京都板橋区大山金井町33番1号
氏    名 渡辺 吉明

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